元々は上州武尊山の計画だったが直前の天候から行き先を変更し、黒百合平経由で中山、東天狗岳に行くことにした。
■2/8(土)
駐車場でビーコンチェックの後スタート。雪が多く気温が低い。ワカンを履くほどではないが足元が沈むので疲れる。
また高度が上がるにつれ息切れや眠気があり、途中休憩を多く入れつつ黒百合平に着いたのは12時だった。テントを設営し、昼食を摂った後、中山にむけて出発。
本来の計画ではにゅうと中山の予定だったが、分岐で確認すると、にゅう方向に踏み跡がなく、時間的にも厳しいため中山に向かう。ピークがどこかは見逃した。
このあたりから天気が好くなり、中山展望台ではご褒美と思うほどの素晴らしい景色が。
彩雲!
スノーモンスター!(なのか?)
時間を忘れて各自シャッターを押しまくる。
月とモンスター
黒百合平に戻った後は高橋さんの芋煮とお茶漬けに舌鼓をうち、早めの就寝となった。
■2/9(日)
足の寒さで眠っては目覚めることを繰り返した翌朝。八重樫さんは頭痛、鹿内は引き続き息切れの高度障害が。高橋さんの提案で、無理せず黒百合平と東天狗岳のピストンに変更。とにかく寒い!-21℃まで下がったとか。中山峠でアイゼンを装着。
天狗岳分岐あたりから急登になり岩稜地帯も現れ、気をつけながら進む。風が吹きすさび非常に寒いが、銀世界が美しい。残念ながらピーク手前で天気が悪くなり、眺望ゼロ。
風が強いため直ぐに下山を開始。
よくあることだが、下山すると青空となった。
黒百合平に戻ってテントを撤収。そこから高橋さんはアイゼン、八重樫さんと鹿内はチェーンスパイクを装着し、駐車場まで戻った。かつて経験したことの無い気温での幕営は厳しいものだったが、大変楽しく心に残る山行だった。
<行程>
2/8 渋ノ湯駐車場8:30~唐沢鉱泉分岐11:00~黒百合平12:00-13:00~中山展望台15:00~黒百合平15:40
2/9 黒百合平7:00~東天狗岳8:30~黒百合平9:30-10:30~渋ノ湯駐車場11:30