久しぶりの4人組山行として秩父の四阿屋山を計画。つつじ新道(山と高原地図の破線ルート)の岩場を越えて山頂を目指し、鳥居山コースでのんびりと尾根を下山するルートである。
西武秩父駅に集合し高橋車で道の駅 両神温泉薬師の湯へ向かう。ここからバスに乗車、同乗したおばさまから節分草の大群落があり必見だとの情報を得る。大堤バス停で下車すると目の前につつじ新道登山口の看板と健脚者・上級者向きの注意書きがあった。
しばらく急斜面を登り稜線に出る。稜線を進むと岩場となる。なにやら先行者がギャーギャー言いながら登っている。
1段目の鎖場
2段目の鎖場
2段目の鎖は傾斜のきつい凹角(ディエードル)でホールド・スタンスが細かい。思わず鎖をつかんで登った。そこが核心。
その後も鎖はところどころ現れるが問題ない。
切れ落ちた稜線を何度か通過し山頂へ。樹木で展望はイマイチだった。
山頂直下から薬師堂方面へ下山するが、こちらも急斜面。過去に初心者の事故が絶えず一時ルート閉鎖になった、と先行者から教えていただいた。尾根に出るとゆるやかな下り。そして展望のよい整備された梅林が広がる。中華風の東屋と山門がありそれをくぐると花しょうぶ園の前に出た。
そこから舗装路を歩いて薬師の湯に戻り汗を流す。地元の食堂でジャンボから揚げ定食を皆で食べて、それから節分草園を見学。残念ながら花期は終盤だった。
セツブンソウとザゼンソウ
つつじ新道を下山ルートとして紹介しているガイドブックがあるものの、急でザレているので下山にはあまりおすすめできない。
<行程>
大堤バス停9:00~稜線(標高550m付近)9:20~四阿屋山10:00~両神神社奥社10:15~花しょうぶ園11:15