奥多摩・逆川に行ってきました!
今日は基本ステップの講習会。
新会員の宇田川さんは今日が初めての沢です。
本科生が先頭に立ち、入渓点を探しながら歩きます。
周囲をよく観察し、情報を分析しながら歩くことが大切、との矢田講師のレクチャー。
無事に入渓点を見つけることができました。
矢田講師がルートの調査に関するノウハウをレクチャー。
F1は水量がかなり多いです。
高巻くことにしましょう。
左岸を高巻く。高巻くと踏み跡があり、無難にクリア。
右岸も調査したのですが、古い残置ロープがあり不穏な雰囲気が漂っていました。
読図のレクチャー。
沢は山頂に向かって分岐していくので読図力を養う絶好の場でもあります。
深い釜を持つ滝。
出だしが悪く残置スリングがあります。
上部は逆層気味ですが、左壁にガバがあります。
三段トイ状の滝。
上部は左右の壁に足を突っ張り、ステミングで登ります。
残置プロテクションはありません。
ウスバ林道直下10mの滝。
右壁から取付きます。中段あたりにハーケンがあります。
一段登ったところにさらにハーケンがあり、そのまま直上。体感でⅢ級。
滝を登り終えたところでウスバ林道が横切ります。
ここで沢装備を解除して鳩ノ巣へと下山したのでした。
【井上所感】
2度目の沢登り。
滑って転んで落ちて、あちこち傷だらけになりながら、
皆さんに助けていただきながら、寒くてガタガタ震えながら、
と、今回も大変でしたが、やっぱり楽しかったです。
足を突っ張って登るところは自力では全く登れませんでしたし、
できないことが沢山ありましたので、
少しずつできるようになりたいと思いました。
また、寒くてパスしたり、最後の滝も途中で断念してしまったので
来年は登れるように、と思います。
【土方所感】
逆川は本科生の頃の講習会以来でした。
講習会ではウスバ林道直下10mの滝は巻いたので、
これまで登ったことはありませんでした。
その当時、「この滝は自主でやりなさい。」ということになりましたが、
自主をしないままになっていて、なにか引っかかるものが残っていました。
今回ようやく登ることができて感慨深いものがありました。
【行程】
川乗橋(9:00)~入渓点(9:30)~大ダワ沢出合(14:30)~ウスバ林道(16:45)~鳩ノ巣駅(18:30)