後半の駐車場まで昭文社の山と高原地図にはルート記載のないコース。地形図とコンパスを見ながらの気持ちよい山行だった。
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東武日光駅に集合、タクシーで間藤駅を通過して郵便局先を右折、車1台がやっとの細道を終端まで。ここは広くなっていて転回可能。
9:30に歩き始め。晴れ。沢を渡り、石垣の跡が残る道を進む。地形図の877m表記に末端の来ている尾根を上がるつもりで行くと、枝に空き缶を刺した目印があった。木橋を渡って斜面に取り付く。
左手に沢を見て登る。踏み跡を見失うこともあり、赤テープも少なめ。予定の尾根は右寄りだと思うが、そちらは岩や急傾斜で行きづらい。岩の転がる沢沿いをしばらく進み、標高1100m付近で歩きやすそうな左に舵を切った。
広い尾根は傾斜はきついが明るい樹林で気分がいい。ところどころにツツジが咲いている。
標高1360mで傾斜が緩み、地形図に1325点のある主尾根に上がった。次の小ピークからわずかに進んで赤倉山(1442.0m)に11:50。上がる予定だった尾根の方にも踏み跡と赤テープがあるが、空き缶目印より先に取付きがあったのだろうか。
山頂からは緩やかな高低。足元は笹、真っ白なダケカンバが青空にスッと伸びる。
1446、1514と小ピークを繋いでいくと林道にぶつかり、向こう側の尾根に上がる。尾根と平行する林道は間もなく途切れるが、地形図上はそのまま続く破線に沿って行く。ただ、1504はピークに上がらずに東側を抜けた。
半月山手前の第二駐車場は手前に崖があるようなので、横からすり抜けようと半月峠に向かう踏み跡に入る。少し行って駐車場に近づけそうな斜面を登ると駐車場の手前に出た。横に回らずともフェンスを跨ぎ越す位置にコンクリートブロックの踏台が置いてあり、駐車場に入って休憩。今日はゲスト(以前のユース山行で顔なじみだ)の誕生日で、ブランデーケーキでささやかにお祝いした。
半月山からの下山中に振り返った赤倉山方面
駐車場からは散策路の雰囲気になる。茶ノ木平方面からの縦走路との合流にある展望台からは中禅寺湖の八丁出島を見下ろし、男体山から戦場ヶ原も一望。そこから少しで半月山(1753.1m)だが、こちらは樹林で展望なし。
展望台に戻り、半月峠から狸窪へ下山。渚で中禅寺湖に手を浸した。
<行程>
間藤林道終点9:30~尾根取付き9:50~赤倉山11:50~第二駐車場14:15-30~半月山15:10~半月峠15:35~狸窪16:10~中善寺温泉17:10