飯能駅北口、朝8時35分。
予定時刻通りメンバー全員集合。
軽く挨拶を交わし、車で能仁寺方面へ向かう。
マイカーで現地へ移動。
何を思ったのか、浦野氏が早くも中央公園前で、
ヘルメットをかぶる。
とりあえず、浦野氏と他人のふりをしながら、
天覧山へ向かう。
練習メニューは以下の通り。
・カウンタークライミングによるリーダーレスキュー
・介助懸垂
・1/3ライジングシステム
・セカンド墜落時のビレイデバイスのテンション解除
・アイゼントレーニング
[内容]
1.カウンタークライミングによるリーダーレスキュー
まず、マリナーノットの復習をした。
次に、リードが落ちて負傷した想定で、レスキュー訓練を行った。
内容は以下の通り。
・セカンドは、カウンタークライミングで負傷者の位置まで行く。
・ロープを近くの支点に通して、負傷者をロアーダウンする。
・セカンドは負傷者をアンカーとして、懸垂下降で降りる。
2.介助懸垂
省略
3.1/3ライジングシステム
二見氏持参のプーリー2個、リボルバー1個で構築。
オートブロックシステムにマッシャーを使ったが、
スリングとロープの相性が悪く、ロックしないことがあった。
代わりにクレムハイストノットを使用すると良く効いた。
4.セカンド墜落時のビレイデバイスのテンション解除
これは本科講習では触れられていないが、
セカンドレスキューの重要性を考えて、今回行うこととした。
ビレイデバイスはルベルソを採用。ダブルロープで
1本のロープにテンションをかけて、テンション解除を行った。
※この後は、テンションがかかっていないもう1本のロープで、
懸垂下降を行い、負傷者の位置まで降りて、介助懸垂を行うか、
またはロアーダウンさせるなどの救助方法が考えられる。
5.アイゼントレーニング
トップロープにより、アイゼンの前爪の使用を意識して行った。
[考察]
救助では、強固な支点作りの技術が不可欠と考えられます。
今後の課題です。