巻機山登山口6:00~入渓点6:10~ナメ沢分岐(40m大滝)7:00~5mミニゴルジュ8:00~大ゴルジュ入り口8:30~二俣10:30~登山道11:00~巻機山頂11:20~巻機山登山口14:15
国道291号から林道をだいぶ分け入ったところに桜坂駐車場(第四駐車場まである)がある。広い駐車場なので安心だ。
入渓点は第四駐車場方面から10分くらいのところにあり、「米子沢へ」との案内の看板が立っている。
高巻きは1か所だけでフリーで登れる滝が多い沢である。ロープは出さなかった。詰めも美しい草原の軽い詰めなので総じて「デート沢」と言われているのはうなづけた。ラバーの靴があっている。
特筆すべき箇所は2か所あった。
1.ナメ沢分岐の高巻き
テープがあるのでわかりやすい。
40m大滝を巻くのでそれなりに長い登り。巻きすぎると藪漕ぎになるので沢に近づいたところで下って、滝を上る。
2.大ゴルジュ出口
2段8mの滝の右側を上り、ゴルジュのヘリをへつっていく。ここも高度を取りすぎると下りられなくなりそう。
チムニー状の滝
7mの滝は遠くから見るとやばそうだが近づくと階段に見える。
ゴルジュの先のナメ
振り返って展望
続くナメ
続くナメ
大ゴルジュを出ると長い長いナメが続き、うんざりする。だんだん源頭らしくなってきて、分岐が続くので1780mくらいで左に詰めて避難小屋に出るのが楽である。
詰めた谷を振り返る
もう少しで登山道
自分らは山頂直下まで詰めてしまった。ポジティブに考えれば、山頂まで近かったので山頂を踏もうという気になった。避難小屋からだったらそのまま下山していたに違いない。
巻機山の山頂で記念撮影
【感想】
■木村
天気が良くてたのしい沢登りとなりました。長いナメがあり登攀要素もありで最後まで飽きない面白い沢でした。
炎天下での沢登りでしたが、沢の水は冷たくてシャワークライムは心臓に応えました。夏の暑い日に行くのがお勧めです。
装備について・・・初級者がいる場合はロープを使うかと思いますが、クラックが比較的発達している滝が多いので、ピトンやチョックを持っていくと心強いと思います。
桜坂駐車場のトイレが新しくなっていました。2019年10月に訪れたときは夜は幽霊でも出そうな雰囲気の古いトイレがありましたが、そこは今は管理棟になり、駐車場の一画にトイレが新設されていました。