中ア・恵那山

  • 期間 2011-09-09~2011-09-10
  • メンバー L久野、長澤
  • 記録 久野

 この週末、長澤講師企画の遠足・白根三山CUの予定でしたが、台風12号の影響で入山道路が通行止めで中止となり、さて、どうしようか?8月初旬に遠足企画・中ア/木曽駒~宝剣~三ノ沢岳にCUでくっついて行った時、三ノ沢岳から恵那山が望見できました。恵那山、中央道を中津川方面に走ると恵那山トンネルで下を通過してしまう山。
じゃあ、恵那山に登ろう、ということでの急遽の自主企画となりました。中央アルプスから見る恵那山は、頂上稜線が平らな丸いこんもりとした山です。恵那山には、大きく4つ登るルートがあります。ごく一般的な黒井沢ルートは、今年の11月までアプローチ林道が通行できず、日帰りでやっつけるには、残るは広河原ルート。道路状況も大丈夫そうなので、今回は広河原ルートのピストンで計画してみました。

 9月9日(金)
夕刻、中央道のサービスエリアで集合して、座光時PAで車中泊。集合途中、小黒川PAから、甲斐駒・仙丈から仙塩尾根・塩見岳がバッチリ見えました。

 9月10日(土)
本谷川に沿う峰越林道を走り、通行止めゲートの脇の駐車場に車を置く。簡易トイレありますが、情報では鍵がかからないらしい・・。(確かめてはみませんでしたが)
天気は快晴。ゲートから林道を2㎞ほど歩くと、広河原登山口があり、本谷川に降りて仮設橋を渡り、恵那山に取り付いて行きます。このルートは、恵那山の北東に伸びる大きな尾根。北側に平行して、もう一つ大きな尾根があり、これが鳥越峠~大判山から恵那山に取り付く神坂ルート。しばらくは樹林帯の中の急登が延々と続き、斜度が少し緩んでくるとカラマツが多くなってきました。黄葉の紅葉時期はきれいでしょうね~。展望のない登りがひたすら続き、クマザサが多くなってくると、1ヶ所だけ東面の展望が得られました。道は明瞭ですが、所々、クマザサをかき分け・かき分け・・。更に展望のない登りが続きます。
恵那山の頂上稜線に登り着いても樹林帯の中。緩やかに登り続けて、恵那山の標識の立つ頂上にヒョッコリと出ました。深田百名山の一つなのですが、頂上標識は古びたそのままで、イマドキ風の「日本百名山○×△」みたいな標識は全く無く、まあほのぼのとした山頂でした。山頂と行ってもやっぱり樹林の中で展望皆無、展望台の櫓が立てられてましたが、登ってみても樹林に阻まれやっぱり展望皆無(笑)。いい天気なのに~。
平かな頂上を歩き、少し先の避難小屋(立派です。水洗WCも別棟に有り。水場は無し)裏手の岩場に登ると、やっとやっと北面・西面の展望が!
恵那山頂上標識の立つ所は、標高2189.2mですが、この岩場が2191mで、ほんのちょっとの差ですが、まあ最高点なんでしょうね。北側に、中央アルプスがギュッと凝縮されたように展望でき、西側は、南アルプスを丁度真横から眺める位置となるので、北から南まで、ずら~っと並んでいて、シルエットながら壮観!。
展望のほとんど無い登りが続いた後なので、展望を十分楽しみ長い休憩となってしまいました。ピストンなので、再び、樹林帯の中を延々と下り、下山後、昼神温泉でさっぱりしてから、本科・戸沢集中に乱入すべく、一路、丹沢・戸沢へ。冷や汗連続の夜の戸沢林道走行が、この日の核心だったかも・・。(笑)

恵那山

南アの展望3

本谷川を渡る
 
◆行程:9月9日 中央道・座光寺PA泊
    9月10日 5:30座光寺PA=6:25峰越林道ゲート~7:00広河原登山口~10:45恵那山(~11:30)~14:45林道ゲート=16:00昼神温泉=20:50戸沢

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