シンナソー(遡行)・ヒヤマゴ沢(下降)

  • 期間 2011-07-24
  • メンバー L成瀬(27期)、二見(27期)
  • 記録 二見

天気予報は曇りだったが、電車中は晴れていた。JR武蔵五日市駅西東京バス9:27藤倉行き乗車、終点で下車。予報通り空はどんよりしてきた。バス停は支流沿い、少し十字路まで戻って北秋川を上流に直ぐ廃屋(旧消防団の装備収納施設?)がある。道路沿いにシンナソーが右岸に見える。廃屋への階段を下りてトラロープを頼りに北秋川に下りて身支度を整える標高480m。肥料の良く効いた山百合が満開で香を放っている。その直ぐ上の可愛い滝に遡行図を確認してコンパスを当てる。このところの台風の影響か水量が多いようだ。滑りそうなナメ滝を慎重に進むと2段6mの滝。今年の夏は蝉が少ないようだが、蛙も少ないようだ。気温22℃ 沢の水は冷たく感じられる。2段9mそして3段12m、飽きさせない。残置ハーケンが全然ない。落差の大きい所はお助け紐を使う。狭隘部を抜けると伏流で水が消えた。間もなく水流が現れ小滝が続く。時々薄日が漏れてくる。最後の難関3段15mクラック状はロープ使用。そして二俣を左、水も枯れ次の二俣も左に尾根に出る。藤倉バス停に出る道だ。山頂を目指すと直に浅間尾根への標識、更に登ると浅間尾根とぶつかる藤倉分岐。一本松三角点930.2mを目指す。2年前の無名山塾Mさんの山行記録で指摘されているように「東京周辺の沢」の一本松の場所が間違えているようだ。一本松は山頂ではなく少し手前にある?山頂は木で覆われていて景色は良くない。最も曇っているのだが、休憩していると今回唯一の登山者(女性の単独行)に会う。
ヒャマゴ沢への下降点は、地形図で傾斜が緩そうに見えた藤倉バス停への道まで戻るが、明瞭な踏跡は見当たらない。枝尾根の標識の在る所870m?が多少踏跡があるのでここから沢を目指す。倒木がすごく散々、途中傾斜が強くなってきたので懸垂下降。標高差200m悪戦苦闘して、二俣の流れがある沢と合流。しかし倒木は延々と続く。くもの巣に虐められながらやっと倒木帯を抜ける。沢の下降らしくなってきた。こうなると気が緩み、疲れも出てきてズッコケたりする。藤倉3時のバスが出たとこなのでゆっくり綺麗なトイレで着替え16:40のバスで帰途につく。

行程:藤倉10:50~12:30出合 一本松山頂13:00~13:30 ~15:40藤倉バス停

感想:1級の沢で残置がない?面白かった。倒木帯は疲れる、何事も経験か。写真がない、文章でカバーしてない?

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