アイゼン・ピッケルと友達になる 天神平

  • 期間 2007-12-26
  • メンバー 矢田(講師)、松本SL、田口CU、舘、浦野、二見、松井、飯干、木村広、桐生、土方、ゲスト3名
  • 記録 木村広

早朝5:00。土合駅。
山塾の朝は早い。

参加要項では6:00起床の予定であるが、ほとんどの者が準備を開始している。
戸外では、深夜から雪が降り続いているようだが、
人が多いためか、土合駅の室内温度は6℃前後と暖かい。
他のパーティーを合わせると、30人ほど居るようだ。

予定通りに6:30頃出発。

谷川岳ロープウェー土合口駅にてミーティング。
簡単な自己紹介を行い、7:40頃にゴンドラ乗車。

天神平に到着後、「同人/研究生パーティー」と「本科生パーティー」に分かれる。

(ここから本科生パーティーのレポート)
まずはビーコンチェックを行う。これは雪山に入る時に必ず行う基本だ。
ビーコンチェックを済ませたら、雪上訓練の開始である。

(訓練の詳細はレジュメに掲載されているため割愛)
天神平周辺にて、滑落しないための技術を徹底的に訓練する。
その後、一部の訓練を残して、天神尾根へと向かう。
新雪が大量に降り積もっているため、少しの移動でも体力を使う。
二日酔いで辛そうな者もいるようだが、それも訓練の一環なのだろう。

途中、矢田講師とゲスト2名が別行動となり、残りの人はそのまま天神尾根へ。
耐風姿勢の訓練を行った後、再び天神平へ戻り、滑落停止の訓練を行った。

予定通りに訓練を終え、12:00頃撤収。

[所感]
風が強く雪が降っていたが、体全体で雪と戯れて、
久しぶりに童心に返り、とても楽しい訓練だった。
滑落停止の訓練を行ってみて、背面制動などで苦戦したため、
氷に近いようなクラストした雪の上でも、滑落停止が出来るのかと少々不安になった。
それゆえに滑落しないための技術が重要であることを強く感じた。
今回学んだ技術を意識せずに素早くこなせるように精進していきたい。

[行程]
(前夜発 土合駅ステーションビバーク)土合駅 ~ 土合口 ~ 天神平 ~ 天神尾根 ~ 往路戻る

※同人/研究生パーティーのメンバー記載は、参加者の把握が出来ない為、割愛しました。

02 土合駅 就寝

03 土合駅 就寝

06 ゴンドラ乗り場

07 ラッセル

08 ラッセル

11 ラッセル

12 ラッセル

20 滑落停止

21 滑落停止

37 滑落停止

38 滑落停止

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