■2/4（土）
高橋車に乗り合って谷川岳に向かうが、渋滞が原因で予定よりも2時間近く遅い11:00にベースプラザに到着する。準備を整えて11:20に出発。

穏やかな天気

標高750ｍ地点から、まずは910ｍの鉄塔を目指す。なかなかの急登を20分ほどで登ってきたが、鉄塔付近は積雪量が足らないようだ。徐々に高度を上げながら適地を探す。標高1020ｍ付近、南側に張り出した雪庇から少し東側に移動した地点に適度な吹き溜まりがある。プローブで積雪量を測ると300ｃｍ近くありそう。ここに決めた。

2ｍほどの間隔を空けて駿谷と高橋がそれぞれ掘り始め、ツェルトに載せた雪塊を大野が外へと搬出する。掘り始めの雪は比較的柔らかかったが、掘り進むに従って徐々に締まってくる。2時間ほどで、広さ・高さともに４テン＋αほどの雪洞が完成した。

出入口は小さく掘り、ツェルトで覆う

15:00過ぎから宴会開始。テンションも上がり酒も進む。

暖かそうな人／ろうそくの明かりも素敵

20:00就寝。それほど寒くはなかったが、早く寝すぎて何度も目が覚める。

■2/5（日）
5:00起床。天井は数センチほど下がっているようだ。
名残惜しいが、出発前に雪洞をつぶす。天井などは思った以上の強度があり、3人がかりでもそれなりに時間がかかった。
下山後はベースプラザで装備を入れ替え、応用ステップの雪崩対策訓練に参加した。

＜行程＞
2/4 谷川岳ベースプラザ11:20～鉄塔11:50～1020ｍ地点（雪洞泊）12:10
2/5 1020ｍ地点6:50～谷川岳ベースプラザ7:10