バリエーションルートの歩き方/白石山

  • 期間 2023-10-21
  • メンバー L田中(35期)、高橋(41期)、中村(42期)、鹿内(42期)
  • 記録 鹿内

バリエーションルートについて学ぶ応用ステップで、小鹿野町にある白石山(はくせきさん、別名、毘沙門山)に登る。
白石山ルート

8:20、西武秩父駅前に集合し、高橋さん自家用車にて新要トンネルへ。
林道から沢沿いに進む。水が涸れて少し進んだCP2(標高650mあたり)から尾根方向に登る。
CP2から尾根へ
どこから尾根に出るかは皆で地図を手に相談しながら。かなり急登。細かい岩が多く手がかりがない場所があり、非常に登りづらい。チェーンスパイクがあってよかった。
CP3からピークへ
CP3の稜線から山頂へは10分ほど。
白石山(毘沙門山)ピーク
天候に恵まれて眺望が良い。二子山が見える。
白石山からの眺望
帰りは登りの尾根の西側にある長合沢の頭から、途中高橋さんが仕事で色を塗ったという鉄塔で休憩しつつ、一般登山道に出る形で下った。
高橋さんが塗ったという鉄塔
下りの尾根を探す際に距離感を誤って手前の小さなピークを下り口と勘違いしてしまったが、地図の距離からまだ先では?という高橋さんの意見で、無事に想定していた地点から下ることができた。

<行程>
新要トンネル先9:15~CP2 10:50~CP3 12:00~白石山12:20~CP6 14:00~新要トンネル先14:45

<所感>
○田中
晴天に恵まれた気持ちの良い秋の山行になりました。本ルートは数年前に坂井勝生さんの『続・秩父藪尾根単独行』を読み、自主山行で探検したルートです。その時は詰める尾根を間違えてピークの東側に出てしまいました。これは地図読みに向いていると思い、その後、講習で何度か登りました。沢あり、岩あり、尾根ありでコンパクトで楽しめるルートです。
○高橋
転勤してバタバタしており、久しぶりの山行であったため、沢沿いの急斜面のトラバースでは体のバランスをとるのに苦慮。地図読みやルートファインディングを皆で議論しながら歩を進め、学びのあるとても良き山行であった。沢やバリエーションルートにおいては、地図に、沢筋や尾根筋、ピーク、コルをマーキングすることが重要と再認識した。
○中村
バリエーション登山ということで、事前に地図を読み込んでから山行に臨んだ。登りは、地図とコンパスでルートを確認しながら沢を遡行し、途中からは山頂まで急斜面の尾根を登り、ほぼ予定通りの場所に出ることができた。山頂からは二子山や両神山を見ることができた。下りは、山と高原地図上で破線ルートを通り、無事下山することができた。1000m程度の低山であったが、地図読みも含め、色々と勉強になり、とても充実した山行であった。
○鹿内
皆で地図を見て相談しながら道を決めて行けたのは良かった。地図には出てこない細かな地形をルートを見極めながら登ったりできたのもいい経験となった。また、コンパスと地図はなんとなくわかるようになってきたが、距離の感覚がつかめず、ミスリードしがちなので、思い込みではなく距離も意識するようにしていきたい。

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