基本ステップとして今シーズン初の沢登り研修であり、読図(特に方位に注意)、フットコントロール(濡れた岩での靴の滑り具合)、地形によって落石個所の注意、用具の確認調整、沢での技術要素の確認を目的に実施された。
コースは小ナメや小滝が多数出現し、上部の4段12メートルのナメ滝ではロープワークもできて貴重な一日だった。
8時20分に鳥沢駅に集合、一般道から林道を30分ほど歩くと小篠貯水池。鉄骨橋を渡り、服装用具を整え地図を確認しながら小篠沢へ出発。
慎重に足元を確認しながらナメ滝を登る。思っていたより滑らない。
3mの石滝を滑らないよう確認しながら登っていく。
上流に行くほどナメ滝も急流になる。
渓流を進み、段々状の4段12mのナメ滝では安全確保のためロープを使用。
12時過ぎに最後のナメ滝をロープで登った。
その後は登山道に入り、穴路峠を経て倉岳山に14時登頂。
下山は一般道を辿り、15時30分梁川駅に到着した。
<所感>
〇藤木
全くの初心者なので服装用具や歩き方登り方など学ぶことが多い沢登りでした、今後もさらに経験を積み向上して行きたい。
〇秋永
今年の沢初め。一歩一歩、岩の上、水中での足の置き場やグリップを確認しながら進んだ。たまたま先週にスラブの広沢寺を経験していたこともあり、フリクションを信じてナメ滝を通過できたのは良かった。崖側からの突如の落石には肝を冷やした。地形のリスクをよく考えるようにしたい。
〇山本奈
自身を含めて、バリエーションルートである事を意識してナビゲーションを実施すべきと思いました。個人として、ロープの扱いが課題となりました。