日和田RCT

  • 期間 2022-12-29
  • メンバー L船戸(30期)、BU田口(22期)、BU安永(26期)、高橋(41期)、鹿内(42期)、秋永(42期)
  • 記録 秋永

「どうしても年内に、男岩南面クラックルートのリードを達成しておきたい!」と申し出て、船戸さんはじめ皆さんにお声がけした本企画。年末にもかかわらず6名が集結した。無風快晴の好天のなか、同人3名と研究生・本科生3名というとても豪華なチームで各々に練習し、2022年を締めくくることができた。


午前は男岩南面トップロープから。車入りの安永さんが早めに向かいお目当てのクラックルートに張ってくださり、感謝。序盤は岩が冷たく、手足が浮いているような気がしてくる。


途中から陽が入り、南面らしく暖かくなってきた。男岩のてっぺんは春のような心地。


田口さんに、懸垂下降時のロープの振り分け方法などを教わった(一つの方法としてコイル巻きにしプルージックコードとカラビナでハーネスに吊るす)。


ペアを交代しながらクラックルート、左ルート、ハング、カンテの各ルートや、マルチピッチのロープの扱いなどを練習した。
鹿内さん、秋永共にクラックルートのリードは無事に達成! 安堵。

小休止を挟みつつ、午後は西面へ。ステミングフェイスに挑戦。
ロープを張るために田口さんがリードで、続いて船戸さんがセカンドで登る。肝心なステミング部分をどう登るのかしっかり見ようと思うが、いつの間にか乗っ越している。う~ん。見ているだけだとできそうな気がするのだが...

高橋さん、しっかり岩を掴み込み、擬似リードの練習もしながら登る。鹿内さん、2度目の挑戦で、長時間粘りながら少しずつ登り見事初クリア!(上の写真)これほど長時間手足が持つのはすごい! 私は4月の時より30cmくらい上部に触れたが、今回も腕の力が全然なくてステミングの足の張り方も分からず、2度挑戦するも残念ながら断念、来年への宿題に。安永さん、アプローチシューズ(ステルスソール)でみるみるうちに登りきりビレイが追いつかない! さすがです。


最後は西面バルジや、南面クラックルートを軽く登って終了。

この一同は年明けの冬山合宿に参加することもあり、今回は岩トレ納めであると共に合宿に向けた前哨戦のような、とても充実した一日となった。ありがとうございました。

<所感>
○高橋
お声がけいただいた時はてっきり雪山かと思っていた(笑)肘を痛めてから半年近くまともに練習していないので、岩トレとはいえ最初の二本は緊張した。五月にはスイスイ登れたステミングでのリード練習やバルジ、カンテは全て上手く登ることができず。退化してしまった。またいちからやり直しか。
○鹿内
マルチピッチの復習だけではなく、トップロープの支点構築やステミングフェーズでの登りを復習することができ、非常に有意義な時間となった。
マルチピッチはすぐまた忘れてしまいそうなので、クライミングジムでまた復習の復習を行いたい。
○秋永
今回の必達目標であった南面クラックのリードは2回達成できて安堵。これまで気づかなかった左上のガバなど掴んで登りやすくなった。田口さんからのお言葉で「これからは南面こそ、とにかく綺麗に登れるように。簡単なところこそ丁寧に、小さいスタンスを意識して綺麗に登れるとよいです」というのがとても印象に残った。

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