酷暑期ではあるものの、日和田RCTを計画。今回のテーマは「日和田RCTを自主山行として実施できるようになろう!」。主なカリキュラムは以下の3点である。
①流動分散支点を構築しトップロープのセット
②ビレイ
③懸垂下降(バックアップ)
8:30頃に男岩に到着すると先客は1パーティのみ。交渉してクラックにトップロープをセットさせていただいた。間髪入れずに左ルートにもトップロープをセット。
クラック(5.5)、左ルート(5.6)を各自1~2本。ビレイも全員ローテーションして行う。折角なのでビレイヤーは終日セルフビレイをとって反復練習。
次にリッジ(5.7)を各自1~2本。レイバックでカンテを越えようと皆果敢に攻める。グラウンドしないようビレイヤーも注意してビレイ。
午後は男岩上部のラッペルポイントに懸垂支点を構築してバックアップ懸垂。
その後にステミング・フェイス(5.7)を各自1~2本。
かなりの暑さで大量の汗をかいたRCTだったが、下山時に皆の笑顔が輝いていて本企画をやって良かったと思った。
<所感>
○齋藤
4月の岩場講習のときより14kg痩せた状態で挑んだ。少し登れるようになるかなと期待しつつもあまり登攀力は変わらない(笑) ビレイのやり方を教わりなんとかできるようになった。気軽に分からないところを聞けるので理解も深まり楽しかった。
○秋永
4月以来の岩トレ。クラックと左ルートは難なく登れた。セルフビレイ、支点構築に加え、高橋さんの「擬似リード」のあとに「擬似セカンド」でヌンチャクを回収しながら登るなど、色々練習できた。ステミングフェイス(2度目)に挑戦するも、リッジの挑戦で腕を使い果たしたようで全然トライできなかった、残念!腕力鍛えて攻略したい。
○鹿内
基礎で習ったビレイや懸垂下降の復習になり、ありがたかった。後はいつでも正しく素早く出来るように反復練習したい。
○八重樫
本科生のみでの岩場トレーニング。今まで教わったセルフビレイ、支点構築、懸垂下降を丁寧に練習。とても濃密な時間でした。岩場クライミングは、ボルダリングの成果なのか今までより登れるようになっていた(足と全身の重心を意識)。ステミングも何度か落ちながらもなんとか登りきることができた。次回は一発で登り切りたい。