奥多摩・三頭山、御前山、日の出山(ハセツネルート後半、カモシカ山行)

  • 期間 2022-06-18~2022-06-19
  • メンバー L田中(35期)、穴井(39期)、大野(40期)、平(40期)、高橋(41期)、秋永(42期)
  • 記録 田中

応用ステップとしてのカモシカ山行(夜間歩行)ルートを設定するうえで以下3点に気を付けた・・・エスケープしやすいこと、水場が見込めること、避難小屋。条件としてはハセツネコースがあっているので、カモシカ山行の定義である<コースタイム16時間以上>に合わせて短縮した結果、16時間50分、37kmのコースとなった。
実際には6/18(土)16時スタート、翌日11時フィニッシュの19時間行動。前半は雨風(風は気持ちよかった)、後半は睡魔と戦い、全員で元気よく武蔵五日市の音羽鮨にゴールした。
数馬バス停から出発
 数馬バス停から出発。開始から2時間、小雨が降る
 開始から2時間、小雨が降る。三頭山手前で少し岩場
 三頭山手前で少し岩場。この後18:40頃ヘッデン点灯。三頭山避難小屋
 三頭山避難小屋は立派。風張峠と月夜見山の間
 風張峠と月夜見山の間は一部車道に出る。大岳山登頂
 夜明けとともに4時に大岳山登頂。明るくなって集合写真
 あっという間に明るくなって集合写真。金比羅山からの眺望
 最後のピークは金比羅山。通ってきた山々を望む。金比羅尾根の下り
 金比羅尾根の下りは長い。しりとりで眠気をごまかした。

<所感>
○大野
2015年ハセツネレース出走以来7年ぶりにこのコースを歩きました。何となくコースを覚えていて懐かしい感覚で楽しく歩けました。
三頭山避難小屋から出た時の雨量にはブルーな気分になりましたが、早めに雨もあがり、おかげで虫はそれほど多くなかったのは救いです。後半は気持ちが遠くへ持っていかれる感覚で何度も躓きながらでしたが、おしゃべりや大人のしりとりのおかげでなんとか完歩できました。
全体的には蒸し暑さもなく程よい気候で、水分補給も少なく済み、とても楽しいカモシカでした。
○平
意外に歩けるものだと思った。実際のヘッデン山行は、荷物重いし、道があっているか不安だし、その先がわからないし…。計画的夜間歩行はその辛さがないのが良いけど、ただ眠かった。
○高橋
左の臀部から左ふくらはぎにかけて筋の張りが治まらず、当日の朝まで参加を見送ろうか悩んだが、歩く分にはあまり痛みがでないので参加を決意。無事に踏破できてよかった。
気温が高い天気予報だったので塩を多めに振ったおにぎりを持参。ところが塩辛く喉が渇いて反省。水は2.5L位飲んだか。帰りは田中Lと痛飲。
○秋永
歩行距離、時間ともに大きく記録更新。足元が見える限り淡々と進めるし、歩いているうちに夜は明けるのだとわかった。ヘッデンに加えハンドライトを持ったのは正解。トラバースの道が多かったので、周囲をマメに照らしながら斜度を確認した。
夜中の月や星の輝き、そして夜明けから藍色、紫色、桃色、金色の朝日に照らされる新緑と、モノクロの世界からの彩りの変化に感動した。一番の困難はやはり睡魔との闘い。単調な二足歩行の道では半分くらい寝ていたと思う。
予想外に事後ほとんど筋肉痛にならず、体力・精神ともに大きな自信につながった。

<行程>
数馬バス停16:10~槇寄山17:40~三頭山19:30~月夜見山22:10~御前山00:20~大ダワ2:10~大岳山3:50~御岳山6:30~日の出山7:30~金比羅山10:10~音羽鮨(武蔵五日市駅付近)11:00

<データ>
平面距離:37.4km/沿面距離:38.3km/所要時間:18時間57分
最低高度:198m/最高高度:1,528m
累計高度(+):3,031m/累計高度(-):3,530m
平均速度:2.0km/h

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