裏妙義・木戸壁右カンテルート

  • 期間 2022-05-07
  • メンバー L木村広(27期)、SL高橋(41期)、平(40期)
  • 記録 木村広
 今回、私たちは裏妙義の木戸壁に行ってきました。晴天のもとマルチピッチクライミングを楽しんできました。



 旧国民宿舎裏妙義の駐車場を出発し、丁須の頭を目指して籠沢沿いの登山道を進みます。途中、鎖場が現れる数メートル手前で登山道を左に分けて、右の踏み跡に進みます。

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鎖場の手前には、直角に曲がった矢印が岩にペイントされています。踏み跡を数メートル進むと右カンテルートの始点に着きます。 IMG_20220507_085018_3
2ピッチ目をリードする高橋さんです。ガイドブックに記載されている説明とは異なり、このピッチが核心です。ルートファインディングが難しく苦労します。 DSCN0337
天気も景色も最高です。 【時間経過】 旧国民宿舎裏妙義(7:00)~木戸壁右カンテルート(7:40/14:00)~旧国民宿舎裏妙義(14:30) 【感想】 ■木村  ラッペルポイントでの待機中に脱いだシューズを落としてしまいましたが、なんとか回収出来ました。次回は落下止めを付けたいと思います。  今回のルートは高度感も景色も最高でした。簡単なルートなので初心者にお勧めです。ただし、同ルート下降なので、複数のパーティーが取りつくと渋滞します。また、時季によってはヒルが大量発生するとのことです。  装備について、持参したクイックドローは14本です。トポの記載通り、6ピッチで登りましたが、不足することはありませんでした。 ■高橋  ついにマルチピッチクライミングデビューとなった。書物等でグレードを見たり、ネット情報で確認すると、グレードも比較的低く、ガバも多いとのこと。問題ないと思っていたが...いざ取り付きに到着すると緊張してしまう。皆で話し合って2、5P目をリードすることに。ところが2P目は屈曲するルートでプロテクション探しに苦労した。また岩に土くれがついていて、ホールドとして成立するのか不安がある箇所が多数あり、苦労した。リード中にクイックドローは残り二つとなりひやひやしたが、ようやくビレイポイントを発見。事なきを得た。3パーティーとすれ違いながらの懸垂下降は厄介だった。次回登攀するときは自信をもって登攀したい。 ■平  リードした3ピッチ目はほぼ真っ直ぐ、6ピッチ目は傾斜が緩く、ともに易しいピッチだった。ラッキー!最後は、2本目のクリップ後、終了点に導かれて真っ直ぐ登ってしまったが、もっと右にゆけばピンがあったようだ。  登ること自体に難しいところはなく快適、季節を変えてまた行ってみたい。懸垂下降時に、登ってくる人とのすれ違い待ちで時間がかかり、足が痛くなったので、次回は靴を背負って登ろう。

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