先月に引き続き、本科生で日和田RCTを行いました。今回は、駿谷さん、大野さんも加わり頼もしい限り。
前回は支点構築・トップロープクライミング・懸垂下降を主に行いましたが、今回はトップロープクライミングを主としました。
まず男岩南面の左ルート(5.6)とクラック(5.5)にトップロープをセット。全員それぞれを2本行いました。クラックルートは同じ支点でクラック右(5.5)もクライミングできますので、2本目は皆そちらに挑戦。先月は先客がいてクラック(5.5)をできなかったので、4月の基本ステップ以来。最後のガバをつかんで登りきるところは4月に比べ大分安定してスムーズに越えていることを実感。しかし、2本目の際は小雨が。ホールドがやたらと滑るようになってしまい、ほんの少しの雨でもこんなになってしまうのかと驚きました。
全員が2本ずつ登り終えたところでトップロープを回収して懸垂下降の支点構築、平さんと高橋が懸垂下降。折角なので懸垂中に仮固定の練習。
そして女岩へ移動。チムニー(5.6)と、平さんのリクエストでニュー・レフト(5.10a)・左ルート(5.10b)にトップロープを構築し、懸垂下降。
チムニー登攀(駿谷)、懸垂下降(穴井)
チムニーは、前夜の雨でヌルヌルだった前回に対して今回は乾いていましたが、登ってみるとチムニー右側に移動するまで多少の苦労がありました。平さんがニュー・レフト・左ルートに登ってみるものの岩棚の先のハングまで到達できず。穴井さん、駿谷さん、大野さんも岩棚まで。高橋は岩棚に上がることができず。
ニュー・レフト登攀(穴井)
しかし、最後(3本目?)に平さんは左ルートを見事に完登。脱帽です。午後はニュー・レフト・左ルートにほぼ特化しましたが、高橋は成長できず。大野さんと駿谷さんは登るたびに少しづつ先へ先へ登れていたように思います。
左ルート登攀(大野)
前回の自主に比べ流動分散支点の構築も早くなり、練習の効率も格段に向上しました。
日和田RCT
- 期間 2021-08-29
- メンバー L高橋(41期)、SL平(40期)、穴井(39期)、駿谷(40期)、大野(40期)
- 記録 高橋