荒沢山

  • 期間 2017-01-29
  • メンバー L小林功(32期)、宇田川(34期)、田中(35期)
  • 記録 田中

冬期縦走プランで荒沢山に登頂した。直近の降雪はなかったがマイナールートであり、ラッセルが見込まれた。しかし、カドナミ尾根からのアプローチは頂上までトレースがついており、短時間に登頂できた。計画通り荒沢尾根からラッセルで下降した。900m付近から雪が重くなり、登りよりもつらいことになった。

土樽駅でビバークした際、当日、荒沢山に登ったというパーティに会い、トレースに恵まれた。a0
(土樽駅の様子)

カドナミ尾根は支尾根との合流などなく、わかりやすいイメージ。下りに使っても間違いが少なそう。トレースがあり、天候もよく、山頂まで何の問題もなかった。途中、足拍子山への縦走路がよく観察できた。a1
(足拍子山の稜線)

山頂からの眺めは絶景としか言いようがなく、タカマタギ、仙ノ倉など南方の山々が一望できた。山頂で出会ったクライマーとお互いに写真を取り合い、その後、彼らは足拍子に挑戦しに行った。a2
(山頂からのパノラマ)a3

下山はあえてトレースのない荒沢尾根を使った。上部は雪が締まっており、気持ちの良いラッセルができた。尾根道は南東側に雪庇が出ており、西側に寄るように注意しながら進んだ。下部に行くにしたがって高度と気温の上昇などで雪が重くなり、足にまとわりつき、ワカンが上げづらくなった。a4

よい時間に下山できたので水上の例の店で反省会。土合での訓練を終えた金澤さん、松本さん、鈴木(百)さんと合流し、帰京の道すがらも反省し続けたので翌朝出勤がつらかった。

<小林所感>
何よりも晴天に恵まれた山行になった。 晴天に恵まれた分、早朝の雪の状態、日中の雪の状態の移り変わりを感じ今後につながる山行になりました。 また足拍子山へのルート確認もでき、このメンバーでトライできればと思います。

<宇田川所感>
トレースが有ったおかげで晴天の中の快適山行。気持ちよく楽しむ事ができた。 下山では間違えそうな支尾根の標高を前もってチェックしていたおかげで注意深く下山する事が出来たと思う。

<田中所感>
この3人は持っていると思う。いつも好天で、かつ、いいことが続く。また、いつものことだが謙虚なので反省会を長くしすぎるのが気になる。

<行程>
荒沢山登山口5:20~(カドナミ尾根)~稜線6:20~荒沢山山頂8:00-9:20~(荒沢尾根)~荒沢山登山口11:20

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