初狩駅から登山口まで甲州街道の長い車道歩き1時間。登山口から大規模な堰堤を超え白井大権現を目指す。(社は写真の通り、道の一段上にあります!)
神社から先も工事用車道が上流に伸びており、10時に850m地点でやっと入渓した。この様子だと堰堤の開発で年々入渓点が上がって行きそう。
最初の滝で3番手の田中がずり落ちたため、ロープを出す。ムンターヒッチで確保してもらった。その後、メインロープを伸ばして確保しやすい位置でインラインエイトノットを作り、確保するやり方の練習をした。
一条クラックは先頭が左のリッジから滝頭に出てトップロープを張り、クライミングの訓練。足場が悪いクラックをバランスを取りながら、手足の位置を確認しながら登った。
最後の滝でも悪いところがあり、お助け紐を出した。
前回三つ又のルンゼの状況が悪かったため早めに尾根に逃げるルートを選んだが、残念ながら岩場に阻まれ、懸垂で撤退。積極的にルート開拓をしたが結果的に岩がぼろぼろの三つ又の真ん中のルンゼを詰めて滝子山に至る登山道に出た。
総じて岩が脆く、落石を起こさないように慎重に行動することの大切さを学んだ。
<行程>
JR中央線初狩駅7:50集合-権現橋上流入渓10:00-滝子山山頂18:00-初狩駅