3:00起床。
眠い。朝食、身支度を済ませ、荷物を計量する。35.5kg。ザックを持ち上げる際に脇腹を痛める。早くも危機。
4:40マイカーで出発する。
中央高速では、うたた寝しそうになりながら、7:20現地駐車場に無事到着。
入念な準備体操をして出発。
空は晴天で、朝のまぶしい日差しが辺り一面の紅葉を輝かせている。茅ヶ岳の裾野に広がる景色が、今日一日のすばらしい登山を予感させてくれる。荷物は重いけど。
登山口からしばらくは緩い登りとなっていて、鮮やかな黄色の落ち葉が敷き詰められた登山道を気持ち良く登っていく。
女岩に到着し、岩清水を飲む。ここの水場の水は苦いような気がした。ここからが登り本番だ。しばらく緩い谷を登っていくと、尾根へ出る。ここまで来ると奥秩父主脈への展望が開ける。山頂までは残りわずかだが、ここからが核心部かもしれない。
途中、深田久弥終焉之地を横切った。
やっとの思いで山頂に到着。
ガスのため遠望はできないが、瑞牆山、小川山、金峰山、北奥千丈ヶ岳、富士山、鳳凰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳を眺めることが出来き、展望は360度思いのまま。風はほとんど無く、快晴、強い日差しが心地良い。登ってきて本当に良かったと思った。荷物は重かったけど。この後、金ヶ岳への行程を予定していたが、金ヶ岳の絶壁のような上り坂を見ただけで、満足とした。
重量を稼ぐために背負ってきた水を山頂で捨てて下山。
予定よりも早く、1時間半ほどで登山口近くまで来たので、駐車場近くにある深田久弥記念公園に立ち寄る。公園と言っても、東屋と、他にテーブルと椅子が2セットあるだけ。公園にある石碑の文章に感銘を受けながら駐車場までゆっくりと歩き、無事下山となった。下山途中、50人くらいのツアー2組とすれ違った。それ以外にも多くの登山者とすれ違った。下山開始時に、山頂には40人ほどいて、中には宴会をしているパーティーもいたので、その後の山頂の混雑ぶりはいかばかりだったか。早めの時間に山頂を踏めてよかった。
[重量]
35.5kg
[行程]
登山口(7:55)~女岩(9:30)~山頂(11:05/12:00)~公園(13:30)~登山口(13:45)
[考察]
今回、エアリアによれば登り2時間20分の行程を、3時間10分かかった。休憩時間を考慮しても良いタイムとは到底言えない。今後は、さらに長い行程を試してみたい。