川苔谷逆川

  • 期間 2009-08-15
  • メンバー 木村広、浦野、成瀬
  • 記録 木村広

8:30に奥多摩駅にて集合する。
日原方面に向かうバス停には、すでに2台のバスが、
駅から次々と出てくる乗客を待っていた。

停車中のバスにすぐに乗り込む。バスから外を見渡してみると6月の前回の沢登りの時にはとても賑やかだったツバメの姿はもうどこにも無い。すこし寂しい気がしたが、天候は上々で空は雲に覆われているが明るく概ね晴れ模様で、晴れた日の沢登り初体験に心が浮き立つ。

川乗橋に到着し、入渓点前のカーブミラーへ向かう。カーブミラーのすぐ横にある、よく踏まれた道を降りてゆくと川苔谷入渓点に到着した。すぐに遡行の準備をはじめる。

逆川講習の講習経験のある浦野さん、成瀬さんに水量について聞くと、あまり記憶にないが、きっと前より多いとのこと。まぁ、水は少ないよりは多いほうがいいか。

川苔谷を遡行開始後、すぐに逆川出合につく。
遡行図の点線で囲まれた1つ目のゴルジュに入る。

06 2段10m
2段10mは、先行2パーティーが渋滞しているので右岸を高巻く。 遡行図の点線で囲まれた2つ目のゴルジュも複数のパーティーで混雑する。 13 2m滝大釜右岸の枝沢出合5m
2m滝大釜右岸の枝沢出合の滝5m。 大釜の2m滝は、浦野さんと成瀬さんは右岸を高巻く。木村は釜を泳いで正面を登る。 16 4m滝大釜
続く大釜の4m滝は、浦野さん、木村の順でトライするが、手がかりが乏しく、水勢が強くて難しい。 結局3人とも右岸を高巻くことに。他のパーティーが、流木を滝に立て掛けて、クリアしていた。 ここのゴルジュを抜けると混雑は無くなった。 19 仕事道の橋
標高765mあたりで、仕事道の橋が交差した。 大ダワ沢出合について、遡行図にある石門を探したがよく分からない。 遡行図にあるワサビ田跡も見当たらない。見落としたのか。 26 ウスバ林道直下の10m滝
ウスバ林道直下の10m滝は、右壁を木村リードで登る。残置ハーケン多数あり。 30 二俣の前の8m滝
二俣の前の8m滝。 32 二俣
二俣。 34 左俣の25m滝
36 木村リード
二俣を右へ行き、25m滝は、右壁を木村リードで登る。 丁度スタンスになる場所に、大きなカエルが居て心和むが、 仕方が無いので、別のスタンスを探して登る。残置ハーケンは1本しか見当たらなかった。 ほぼ遡行図通りに詰めて、尾根へ出る。休憩後、少し歩くと山頂に出た。 43 川苔山 山頂 記念撮影
山頂に人影は無く、雲に覆われた空の一部に青空が見えて、とても穏やかな時間を過ごす。 山頂を満喫後、下山を開始。 時間が押したため、途中からヘッドランプを使ったが、 特に何事も無く無事下山できた。 楽しい沢登りを満喫した1日だった。 奥多摩駅(8:30/8:35)=川乗橋(8:50)―>カーブミラー(9:20)―>入渓点(9:30/9:55)―>逆川出合(10:00)―>2段10m(10:10/10:40)―>大釜2 m滝(11:20)―>大釜4m滝(11:25/11:50)―>大ダワ沢出合(12:20)―>ウスバ林道直下10m滝(13:05/13:45)―>二俣(14:15)―>左俣25m滝 (14:25/15:20)―>尾根(16:20/16:25)―>山頂(16:30/17:10)―>鳩ノ巣駅(19:30) [考察] 滝をリードで登攀した後、後続との意思の疎通に少々手間取った。今後は、事前により綿密に手順を打ち合わせたい。

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