武尊山

  • 期間 2011-07-10
  • メンバー L一宮(29期)、小林英(25期)
  • 記録 小林(英)

一宮車で武尊高原キャンプ場手前の駐車場へ。晴れ。ここまで来るといくらか涼しい。

6:40出発、キャンプ場(営業していなかった)から登山道に入る。気持ちのよい森林歩きで徐々に高度を上げ、9時に西峰。三角点の傍らにベンチがあり、地図を広げて山座同定する。これから向かう剣ヶ峰山が緑の尖塔の如く突き出ている。武尊山(沖武尊)は奥に隠れ気味で目立たない。そこからさらに右に伸びる尾根上の出っ張りがもう一つの剣ヶ峰と前武尊。左手は雪渓の白い筋を残す谷川岳。剣ヶ峰山の左奥は巻機山や越後駒ヶ岳か。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

剣ヶ峰山から登山道は武尊山への尾根を一瞬だけ外し、裏見ノ滝方面のルートを分けてから尾根に復帰する。そのつもりで道なりに行くと急な下りが続き、武尊山頂へと向きを変える様子もない。引き返してみると立派な道標があって山頂ルートが分岐していた。二人揃ってこれを見落とした? キツネに化かされでもしたか。
正しいルートに復帰し、傍らのシャクナゲや桜の花を見ながら山頂へ。上部はガスがかかったり晴れたりしている。山頂直下の急登で足元がそれまでのむき出しの地面から突然岩屑に覆われるように変化する。ホタカという山名はやはり岩の穂先の意味で、後から日本武尊の伝説に合わせて字が当てられたものだ。11:30 登頂。百名山だけあって賑わっている。<御嶽山大神>の碑が建っていることからして、<剣ヶ峰>も木曽の御嶽信仰から来たのだろう。碑は大正時代のものだが、信仰はそれ以前からあったはずだ。

ガスのため眺望はないものの、のんびりしているうちに雷鳴がひとつ。慌てて下山を始める。晴れているうちにどんどん進んで樹林に入った頃に次の雷が聞こえた。幸いに逃げ切って無事下山。帰りに立ち寄った川場温泉で降ってきた。

<行程>
駐車場6:40~西峰9:00~武尊山11:30~駐車場14:50

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>