八ヶ岳・天狗岳西尾根

  • 期間 2012-01-08~2012-01-09
  • メンバー L小林英(25期)、SL松井(26期)、飯干(26期)、浦野(27期)、舘(27期)、二見(27期)、加藤(29期)
  • 記録 加藤

■1/8(日)
渋辰野館前のバス停で身支度を整え、10時半、バス停の脇から八方台の尾根へ向かう。予想よりも雪が非常に少なく、僅かな積雪にトレースがはっきり残っていた。
途中、雪を被った笹をかき分けながら登り、トレースと指導標の通りに歩いて唐沢鉱泉に到着。
休憩の後、アイゼンを装着して宿の前の橋を渡り、西尾根を登る。
photo1

こちらもトレースを辿って、14時過ぎに尾根上のルート分岐点(西へ進めば枯尾の峰)へ上がり、指導標から西に入って幕営地を探す。
少し開けた場所に決定したが、積雪が少なく床の傾斜や凹凸を均しきれない。竹ペグも使用できないため、テントをスリングとカラビナで周りの木に繋いで設営した。
終日快晴で、気温も高かった。

■1/9(月・祝)
4時起床。テントを撤収し、6時過ぎに西天狗へ向け出発する。夜中から風が吹きはじめ、辺りが明るくなっても、雲で周りの景色は見られなかった。
尾根上を進み、標高が上がるにつれて積雪量も増えたが、ほとんどトレースがあった。
第二展望台(2500mの小ピーク)を越えて鞍部で休憩をとり、山頂へ向かう。樹林帯を出ると風が強く、時折、身体を押された。足元に岩が露出しているためアイゼンを効かせづらく、バランスを取りながら慎重に登る。
photo2

8:40 西天狗の山頂に着く。山頂では若干風が緩むが、景色も望めず、また寒いため、すぐに東天狗へ向かう。
photo3

30分弱で東天狗。相変わらず眺望もないので、そのまま黒百合平へ向かう。その際、北へ延びる尾根沿いに進むはずのところを根石岳方面へ続く尾根に踏み込みかけ、方向を確認して予定のルートへ進み直した。黒百合平へは、天狗ノ奥庭のルートは分かりづらいため中山峠を経由。
尾根沿いから樹林帯に入り、10時に黒百合ヒュッテ着。渋の湯から入って定着していた別動隊(L鈴木百)と互いの無事を確認し、暫く休憩を取ってから渋の湯へと下山した。

<行程>
1/8 渋辰野館10:30~唐沢鉱泉12:30-13:00~天狗岳西尾根2138m地点東(テント)14:10
1/9 テント6:10~第二展望台7:40~西天狗8:40~東天狗9:10~黒百合平10:00-10:50~渋の湯12:00

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