観音平~西岳~神森邸

  • 期間 2013-10-05
  • メンバー L松本(善)(17期)、土方(26期)、舘(27期)
  • 記録 土方

今週末は八ヶ岳に移住した神森さん宅に遊びに行く。
最終的には総勢12名が集まることとなった。

ディナーをお腹いっぱい食べるためにも、事前にしっかりと体を動かしておかなくては!
僕と松本さんの心は同じ、雨天決行、当たり前のこと。

前夜、新宿22時発かいじに乗って小淵沢へ向かう。
激混みの車両の中、デッキからハミ出し、連結部に追いやられた僕らはささやかな祝杯(!?)を上げる。
甲府で舘さんと合流。
しかし・・・松本さんの様子がおかしい。
なんと、列車の中にスマホを置き忘れてしまったらしい。

松本さん、幹事じゃないですか(笑)
最も大切なタイミングで連絡が取れなくなるとは・・・まあ、なんとかなるでしょう。
とりあえず、忘れ物取扱いの連絡先を教えていただき小淵沢へ。
0:38に小淵沢到着。ここでもかかさず入山祝いの乾杯をして、眠りにつく。

翌朝、5:00に予約していたタクシーに乗って、観音平へ。
小雨が降っている。予報通りだ。
レインウェアを着たりして準備を整え、5:30に観音平を出発。

観音平~西岳~神森邸 003

小雨は樹林に遮られ、あまり濡れることはない。
シラビソが生い茂り、八ヶ岳らしい雰囲気を醸し出している。
のんびりとおしゃべりしながら、ゆっくりと高度をあげてゆく。
ガスっていて山頂からの眺望は望めないので、編笠山を巻いて青年小屋へ。
この巻き道を歩く頃から赤く染まりはじめたナナカマドが見られるようになる。

観音平~西岳~神森邸 012

青年小屋で一本取って、西岳へ。
いつもは、権現岳から赤岳へ向かってしまうので、西岳はなかなか歩く機会がなかった。
西岳未到のみなさんにも、神森さん宅へ向うときは西岳経由をおすすめしたい。

小雨とガスの中、西岳登頂。
記念撮影して、立場川キャンプ場へと下山を開始する。

観音平~西岳~神森邸 011

信玄の隠岩を過ぎたころから山の様相が一変する。
シラビソが極短に少なくなり、ブナ、ミズナラ、特にカラマツが見られるようになる。
ブナ、ミズナラはまだ青々としている。

さらに高度を下げるとシラカバが見られるようになる。
カラマツには赤く染まったツタウルシが絡みついている。
ただ、今日歩いたルートが紅葉の見頃を迎えるのはもう少し先のようだ。

立場川キャンプ場に着いたところで、オカリナを演奏する。
オカリナの柔らかい音色が森の中で反響し、澄んだ音となって響き渡る。
オカリナと森ってのは、とても相性がいいようだ。

この頃には雨はすっかりあがり、レインウェアをザックにしまう。
身支度を整え、一路、神森邸へ。
タクシーに乗って楽したい気持ちもあるが、観音平と神森邸をつなげることに意味があるのだと自分に言い聞かせる。

立場大橋を渡り、R484から八ヶ岳ズームラインへと入って道なりに歩く。
途中で右折して明大の施設である岳明寮の交差点を左折する。

観音平~西岳~神森邸 015

このあたりで、スマホの状況を電話で確認する。
無事、松本さんのスマホが保護されたことがわかった。
よかったよかった。

道なりに歩いていくと、左岸(!?)に樹林帯が見えてくる。
その対岸(!?)が神森邸だ。

タイムスタンプにと、神森邸を撮影していると、神森さんと光美ちゃんが出迎えてくれる。

観音平~西岳~神森邸 016

神森さんの家は何回見ても、童話の中に出てくるような素敵なおうちだなぁ。
光美ちゃんは一足先に神森邸に来て、お手伝いをしてくれたそうだ。
ありがとう、光美ちゃん。

僕らはオープンテラスへ招かれた。
今日はあいにくガスっているが、晴れていれば八ヶ岳を眺めることができる絶好のロケーションなのだ。
座ってくつろいでいると、次々とおいしそうな食事とビールが運ばれてくる。

観音平~西岳~神森邸 018

ビールをグラスに注いで、乾杯!
疲れた体に染み渡る、最高の喉ごし。
神森さんの畑で採れた新鮮お野菜も次々と運ばれてきて、そのどれもがとてもおいしい。

観音平~西岳~神森邸 022

これから山仲間が続々と集まってくる。
秋の夜長を楽しみにしつつ舌鼓を打つのであった。

【行程】
観音平(5:30)~西岳(9:30)~立場川キャンプ場(12:25)~神森邸(13:30)

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