平日休みのメンバーが多いため、通勤電車で 8:51武蔵五日市駅に集合し 8:57発数馬行バスに乗車。40分程で南郷下車、地元の人に話しかけられたりしながら矢沢林道を話を弾ませて歩く。成瀬リーダーは3回目の軍刀利沢、主のような感じです。右手の作業小屋(2年程前に来た時は青大将が柱に巻き付いていた)を過ぎると間もなく木の枝に赤テープがぶら下った入渓点(10:49)。沢装備を整えて矢沢から沢幅の広くない軍刀利の遡行開始。
可愛いゴルジュを過ぎると(10:59)小滝が続き、さらに5m逆くの字、8mナメ滝と現れる。まめに、かつ念入りに読図。拡大した地形図にコンパスを当て、高度計も確認して現在地をチェックする。まだまだガイド本の遡行図は離せないが、いつか自分なりの遡行図を起こせれば最高かもしれない。2段10m余りの大滝は右側から残置フィックスロープを頼りに上る(11:41)。炭焼き小屋跡は見過ごしてしまった。
成瀬さん、福本さんはハーケンを打ったことがないとのことで滝の手前で練習(12:30頃)。成瀬さんは2年前の遡行中、買ったばかりのハンマーを落としてしまった。福本さんは後日ハンマーとハーケンを購入 ― 大いに役立ててください。
せっかく用意してきた30mロープ、使わないのはもったいないと、残置ハーケンのある6mの滝の右壁を上り、インラインノットを実践する(12:56)。
上流部は枝沢が多く水量の多いほうがガイド本ルート。源頭部は伏流となるが藪こぎも無く稜線へ(14:27)。最後の10m余りで三国峠の直ぐ右に出てしまい遡行図と少しずれた。遡行時間3:38
装備を解いて笹尾根を熊倉山経由で浅間峠から上川乗へと辿り、17:10のバスで武蔵五日市へ戻った。
成瀬所感:真夏の沢はやっぱり楽しかったです。
二見所感:諦めず「白毛門沢」にいつか行きましょう。
松井所感:入渓してすぐからゴルジュや滝が連続し、しかもあまり難しくはなく、最後は明るいツメからスッキリと三国峠の稜線に上がり、楽しい一日でした。
福本所感:登れる小滝が多く、初心者の私でも楽しめました。ハーケンを打つ感覚、音、とても良い経験となりました。