カモシカ ハセツネ（1回目） 武蔵五日市駅～（笹尾根）笛吹峠～笛吹
成瀬、二見 2009年6月27日(土)～28日(日)
カモシカ ハセツネ（2回目） 棡原中学校バス停～日原峠（笹尾根）～三頭山～御前山～(湯久保尾根)～御前山登山口
二見、成瀬、浦野、飯干、木村広 2011年6月18日(土)～19日(日)
カモシカ ハセツネ最終（3回目） 2012年6月23日(土)～24日(日)
14：30
武蔵五日市駅前より藤倉行きのバスに乗る。
15：01
宮ヶ谷戸下車、下山の時間だけに二人だけだ。綺麗なトイレがある。
バス停を少し戻って北秋川にかかっている橋を渡り集落の舗装道路を行くと、直ぐ標識がありその通り右折する。
西北西の急登を行くと間もなく10人余りの男女の学生風の集団が下山してきた。
15分、150m前後登ると1年前下りてきた伊勢清峰神社の鳥居近くの分岐に着いた。
勾配の緩くなった尾根の左側を登山道沿いに北東の方向にトラバースしてハセツネコースの稜線を目指す。
湯久保からの登山道が南から合流する。
標高の設定（100ｍ余り間違って設定）、湯久保尾根1019.2mの仏岩ノ頭は見過ごす。
（カモシカ第1回目のスタート時の気温は暑かった。2回目の去年は雨にやられて体調不良を起こした。）
曇り無風の中、汗がかなり出る。御前山南尾根の東面を道なりに登り広い稜線に出る。標高が1400mを超えている。
1340mに時計の標高を修正18：20。 御前山への空荷のピストンも話題になったが去年通過しているし、まだ先が長いのでパス。
夏至を過ぎたばっかりで日の入りはまだ1時間先だ、と思ってヘッドライトは次の休憩時に付けようとしたが、森林の中では大分早く暗くなる。稜線に出て上りの一方通行から解放されて少しホットする。道幅がひろくなった登山道をまだ軽快に鞘口山から大ダワへ。
トータル２．５㍑のペットボトルの内、2本（1㍑）が終わってしまった。林道との合流、
2.5万分の1地形図（奥多摩湖H7.9）では合流して林道を北方 奥多摩側へ下ってから登山道へ記されているが実際は反対側に少し戻った林道の所に向かい側に標識がある。明るければ迷うこともないと思うが。
1109ｍの鋸山は縦走ルートから外れているためパス。
大岳山（今回の最高峰）までは2つピークがあるがアップダウンが少く眠気を誘う（エアリア1：40）。
21：38
大岳山山頂（1266.5ｍ）到着、想定より2時間早い。眠気防止にラジオをつける。蜘蛛の巣がうっとうしい。
芥場峠経由で23：00鍋割山（1084ｍ）着。ほぼコースタイムと同じ。今回コース約32ｋｍの半分を超えたところ。
後、上りは少なく幾分気が抜ける。奥ノ院を通過して12：30長尾平分岐、人家の匂いがしてくる。
カモシカ山行のハードルをやや緩和してりっぱなベンチで15分横になる。頭が冴えたところでいざ出発。
外灯が点灯しているりっぱな道を進む。御岳山山頂はわからない。疲れが出てきて探す気力がない。
山間とは思えない建物を見ながら階段を下りて行くと土産物屋の前に飲み物が入った大きなケースが出したまま。
良く盗難にあわないなあと話しながらしーんとしたコンクリートの道を行く。外灯も終わり暗くなった広い道をだらだらと日の出山へ。
2：15
山頂（902ｍ）、ちょっと手前にペーパー付のトイレがあり用をたす。山頂の東屋は明るければ見晴らしが良さそうだ。
この先、幾つか分岐がありルートファインディングに迷い時間を取られる。東北東に三室山～愛宕山、琴平神社。
東につるつる温泉、そして目的地の麻生山（794ｍ）～金毘羅尾根。麻生山は巻けば良かったが山頂を踏む。
4時にはヘッデンは必要なくなる。ずーっと曇り空に朱色の太陽が昇ってきている。初めて見る幻想的な雰囲気だ。
6：50
金毘羅神社、ここの分岐も解りづらい。荷物を持たない散歩に来ている二人連れに会う。7：50武蔵五日市駅着。
所感：午後3時歩き始め翌朝約8時まで計17時間、おおよそ32ｋｍを並の体力で夜通し歩き続けて帰りの電車では良く寝られた。
3年かけてハセツネコース完走。スタートから殆ど成瀬さんに先頭を行ってもらって助かった。
去年は雨にやられ後半バテて計画を完遂出来なかった。アスリートの方々には頭が下がります。
サバイバル、得るところもたくさんあったが、やっぱり天気の良い明るい山行が健康的ですかね。
成瀬さんの感想：「日の出山ぐらいまでは元気だったけどその後が長かった…。アスリートが２４時間のところを３年かかったけど終えられてホッとしました。」
行程：23日 15：00宮ヶ谷戸バス停→18：20着 御前山分岐→19：11鞘口山
→19：41大ダワ→21：38大岳山頂→23：00鍋割山頂→24日 2：15
日の出山頂→6：50金毘羅神社→7：50武蔵五日市駅