赤岳の文三郎道往復を計画。八重樫さんと登ってきました。
八ヶ岳山荘の駐車場は土曜日の8時というのに85%くらいの埋まり具合で、空いていて驚いた。
ショートカット道を歩くと雪が少ない。
赤岳山荘も、駐車場は満車だったが路駐スペースに5台程度の空き。美濃戸山荘のトイレは使用できなくなっていた。
南沢コースを歩く。くたびれはてた頃にルートが開けて横岳の稜線が見える。
行者小屋で12爪アイゼンおよびピッケルを装備。天気予報は午後から崩れ気味ということだったので、目出帽をすぐ出せるようにしておいて出発。文三郎尾根から稜線を目指す。
中岳分岐からの阿弥陀が美しい。反対側には赤岳がそそり立つ。
中岳分岐から赤岳頂上までは例年よりも雪が少ないように感じた。今回は天気にも恵まれ、午後も好天が継続し快晴無風。
時間も遅いのでさっさと下山開始。上部はアイゼンをひっかけないように丁寧に足を運んでいった。行者小屋で前爪のアイゼンから軽アイゼン、チェーンスパイクに変更。ヘッドランプをすぐに出せるように準備し出発。八ヶ岳山荘に到着した頃に日が暮れた。
<行程>
美濃戸口8:00~美濃戸山荘9:00~行者小屋11:30~赤岳13:40~行者小屋14:50~美濃戸山荘16:30~美濃戸口17:30
<所感>
○高橋
日帰りなので車で美濃戸まで入るか悩みましたが、集合時間を踏まえると駐車場の満車リスクや飛び道具があまり好きではないこともあって、美濃戸口からの往復としました。
行者小屋からは、情けないが急登にあえいでしまった。核心部は雪と岩のミックスが多く、岩へのアイゼンの置き方や立ち込み方を再確認できてとてもよかった。
○八重樫
天気は快晴。12月に裏同心ルンゼ行った時よりも雪が少なく、地肌が見えている箇所も。行者小屋までは長い長い道のりでしたが、雪山歩きを楽しみました。アイゼン装備してここからが本番といった感じ。文三郎尾根に入ると一気に急登。尾根付近で警戒していた風もなく、ただただ青空と雪山景色を堪能しながら山頂へ。最高でした。
山頂直下の岩稜帯は慣れていないアイゼンでの下りでちょっと緊張。行者小屋で装備を切り替え、八ヶ岳山荘への帰路へ。やっぱり長いなこの道は。へとへとに疲れましたが、最高の景色とイイ経験出来た高揚感で酒が美味かった。