駿谷さんのTJAR報告会(⇒ TJAR2024 公式結果)に行く予定を立てていたが、会場観覧は満席につきチケットが買えず、山羊ベース(長野にある青栁さん別宅)に集まり観覧することになった。せっかくなので岩登りも計画した。
■10/26(土)
青栁さん行きつけの地元民しか知らない白山(しろやま)の岩場に到着。スラブを練習する。スラブ・・・メンタルとの戦いである。右から5.10a、5.8、グレード不明。とりあえず真ん中の5.8を登る。全員クリア。
白山の岩場 中央ルート
次に右側のルート。上部が何も無くて悪い。青栁さんクリア。他の3人はA0しながら登る。
白山の岩場 右ルート上部
左はいちばん難しく手も足もかからないような立った壁だ。青栁さんと八重樫さんがテンションを掛けながらクリア。鹿内は途中でリタイア。あとで聞くと5.10Aではなく5.10Cだったとのこと・・・難しいはずだ。
白山の岩場 左ルート
早めに切り上げ買い物をしつつ山羊ベースへ。駿谷さんの勇姿を見届け、ローストポークやカレーなどを堪能した。
<10/26 行程>
千代田湖付近駐車スペース8:00~取付き8:30~撤収12:00
■10/27(日)
天気が持ちそうだったので小川山でガマルートに挑戦。大野、青栁ペアと八重樫、鹿内ペア。大野さんは足の調子が良くなくセカンドライフを満喫することにした。昨日5.10Cスラブの洗礼を受けた我々に怖いもの無し。この壁寝てるわと鼻息荒く出陣。
○1P:5.7、25m 青栁、鹿内リード
以前トップロープで登っているが、上部は結構怖い。
○2P:5.9、20m 青栁、八重樫リード
本ルートの右の方からまわって行ったが、最初がバランスが取りづらく怖い。
八重樫さんは右の方に巻いて行ったがその先がさらに悪く、やがてまさにガマのようにピクリとも動かなくなった。四肢をフルに活用してバランスを保っている。危険だったので立木に掛けたアルパインヌンチャクを支点(残置)にロアダウンで戻り、青栁ペアと同じルートで登り直した。
○3P:5.7、30m 青栁、鹿内リード
歩きに近い登りの後、コンテ。
○4P:5.9、10m 青栁、八重樫リード
大穴のスラブ。ここが核心のようだ。青栁さん&八重樫さんは正規ルートで、セカンドの2人は右の木を登った。
核心を越える
4P目からの景色
○5P:5.7、30m 青栁リード
歩きの後、最後の3mは高度感あり。青栁さんがリードで登り、残りの3人を引き上げ終了点へ。
懸垂下降を1回行い下山。2ピッチ目に残した残置も無事に回収した。
鼻息荒く出陣したものの、なかなか高度感もあり緊張の連続だった。小川山は紅葉が盛りでとても綺麗だった。
<10/27 行程>
取付き10:00~終了点12:30~駐車スペース15:00
<主な装備>
50mシングルロープ×2、クライミングシューズ、カム