40期の駿谷さんがトランスジャパンアルプスレース TJAR2024へ出場するとのことで、一の越山荘前で応援の後、龍王岳東尾根を計画した。
都心から深夜バスに揺られ、朝の7時に室堂バスターミナルに到着。標高2400mを超えているのに涼しさはなく、この時間からものすごく暑い。身支度を整え滝汗をかきながら一の越山荘へ。
TJAR2024のトップ選手から駿谷選手まで応援を楽しんだ後、装備を整え山荘から東一ノ越方面へ向かう。
駿谷選手
数分で取付きへの分岐。東尾根の真っすぐ伸びたところが取付き。明瞭な踏み跡あり。
取付きへの分岐目印
傾斜が立っているように見えるが、実際に取り付いてみると踏み跡あり、足場あり、ガバありで、登山靴でも登れる。
Ⅰ峰
浮石が多く手足は丁寧に置く。ラインはいくつかあるが、よく観察すれば登られているラインの踏み跡が見えてくる。熱中症にならぬようマメに水分補給し、休憩を多く取りながら丁寧にゆっくりと進んだ。
振り返り、一ノ越と雄山
Ⅱ峰
メンバーによってはロープを出すか考える箇所もあったが、今回はロープの必要はなく、ラインをよく観察して進んだ。
Ⅲ峰
Ⅲ峰を越えるとオアシスの雰囲気となり、雷鳥2羽が出迎えてくれた。
Ⅲ峰からの眺め
コンパクトで体力の問題はなく、北面や南面で登攀メインとしたり、今回のようにフリーで登ったりと、目的によってルートを選んで何度も楽しめると感じた龍王岳東尾根だった。
一ノ越山荘へ戻る途中、龍王岳東尾根の全体を眺める
〇クライミングロープ 30mシングル(使用せず)
<行程>
一ノ越山荘12:30~分岐12:40~取付き12:50~Ⅰ峰13:30~Ⅱ峰14:00~Ⅲ峰14:30~龍王岳山頂15:00