西丹沢の世附川日蔭沢の遡行と下降を計画。新松田駅で平さんをピックアップ、高橋車で山梨県山中湖村平野へ向かう。サッカーや野球の合宿地になっているようで、多くのグランドがある中を進み、林道の終点で駐車。3~4台程度のスペースがある。
そこからザックを背負い切通峠を越えて、切通沢沿いの林道を目指す。林道に出てしばし歩くと、銘板はないもののガードレール付きの橋が出現。その上流には堰堤がある。
地形図でも確認、そこが入渓点の日蔭沢橋と判断した。橋の右岸側にトラロープが残置されているが、急斜面で別のルートから入渓するほうが無難であろう。しかし、固定観念で入渓も脱渓も急斜面側を利用してしまった。
堰堤を右岸から高巻き河原を歩くと深い釜を持つ小さな滝が現れる。
ゴーロや小滝を越えて進むと小さなナメが現れる。
天気がよければ美しいだろう。
2~3m程度の滝がいくつか続き、ナメも出てくる。
途中、地図に表現されない支沢が複数出てきて勉強になった。
二俣で引き返し、下降に移る。
ナメはゴツゴツしているので滑ることはなく、小滝も問題なく通過。日蔭沢橋へと戻った。
遡行中は雨に降られなかったものの、夏の13時というのに曇天のせいで山中は真っ暗だった。
〇クライミングロープ 8mm×30m 1本(使用せず)
〇水量:やや多め(遡行に全く支障なし)、水流弱い
<行程>
林道終点10:00~切通峠10:20~日陰沢橋11:00~入渓11:30~二俣(940m付近)12:30~日陰沢橋13:25-13:40~切通峠14:30~林道終点14:40
<参考:気象データ(アメダス丹沢湖)>
〇雨量:7/8~7/10 0mm 7/11 4.5mm 7/12 1.0mm 7/13 33.5mm 7/14~7/15 0mm